
セブンイレブンでバイトを始めると宅急便が厄介ですよね。
中でも荷物を一度に複数送る「複数口」の宅急便を頼まれると嫌な汗をかきそうになります( ;∀;)
ゴルフなどの往復便も厄介ですけど「複数口」はおそらく一番頼まれる機会が少ないのもあって「複数口でお願いしたいんですけどー」ってお客さんから言われると「お断りします」って言いたくなるぐらいですよね苦笑
断りたくなりますけど実際にやってみると意外と業務内容は簡単なのでなんとかなってます。
そんな「複数口」のレジの操作方法や会計後の伝票の貼り方を解説できればなと思いますので参考になれば嬉しいです!
複数口は宅急便のレジ操作の流れをしっかり理解した方が飲み込みやすいかと思いますので、普通の宅急便が心配な場合はこちらが参考になるかと思います。
セブンイレブンのバイトで宅急便のやり方は?送り状とレジの操作方法を紹介!
セブンイレブンの宅急便で複数口のやり方は?
■そもそも宅急便の複数口って何?
まずは複数口の解説からしていきますね!
宅急便の複数口を使う場面は「同じ住所に荷物を複数送る場合」に使われます。
複数口が通常の宅急便と大きく違う事は伝票の種類になりますね。通常の宅急便だと1枚の伝票ですが複数口の場合は「親伝票」と「子伝票(補佐伝票)」という2枚の伝票があります。
親伝票には伝票番号がありますのでレジでスキャンする時はこの親伝票を通します。逆に子伝票の場合は伝票番号がないのでレジでスキャンできないので、あくまで補佐的な役割の伝票だと思ってくださいね。
配達する時は荷物が2つまでなら親伝票のみで配達できます。3~5個荷物を送りたい場合は「親伝票+子伝票」で配達することになります。
子伝票を使う理由は各荷物に伝票を貼る必要があるからですね。
宅急便の会計が終わった後に各荷物に「伝票」を貼り付ける作業があるかと思いますが、親伝票のみだと「2個の荷物までしか伝票を貼る事ができない」ので子伝票を使って「3~5個の荷物に伝票を貼る」ためだと思ってもらえれば、実際に3~5個の複数口で頼まれた時にも対応しやすいかなと思います。
ちなみに荷物が6個になる場合は親伝票と子伝票だけだと最大5個までなので、親伝票×2と子伝票×1で受付できます。あと僕はコンビニで5年以上働いてますが複数口の荷物が6個以上は今まで出会ったことがないので、荷物が6個以上の場合のやり方・・は、あんまり気にしなくても大丈夫だとは思います。
■複数口の全体の流れを簡単に紹介!
②:2個口までなら親伝票のみ。3~5個口なら子伝票も渡します。
③:送り状に記入して貰います
④:記入してもらってる間にサイズを測ります
⑤:書いて貰った送り状のバーコードをスキャン(バーコードは親伝票にある)
⑥:宅急便の画面になるので「通常」を選択
⑦:送り先の郵便番号を入力します
⑧:品名を複数入力できる画面になる
⑨:それぞれサイズを入力
⑩:お届け希望の日時を聞いて入力
⑪:配達予定日と料金を伝える。(「〇月●日□曜日の△時の到着予定でお間違いないでしょうか?」みたいなかんじで)
⑫:会計終わらす
⑬:最後の伝票をそれぞれの荷物に貼る
ざっくり複数口の流れを紹介するとこんなかんじになります!ちなみに①は複数口と分かってる前提なので、もし複数口をわかってない状態なら「配達方法はどれを希望でしょうか?」みたいなかんじで聞くと「複数口でおねがいしたいんですけど」って感じで返事が来るかと思います。
この後、親伝票と子伝票の「書き方」と「貼り方」を詳しく解説していきますね!
宅急便の複数口の書き方と通常との違いは?
まずは通常の宅急便の伝票(元払い)などとの違いからお話していきますね!
■通常の伝票との違いは?
最初にもお話しましたが大きな違いと言えばやはり「親伝票」と「子伝票」があることですね!
親伝票は通常の伝票と左側は同じなんですけど、右側はかなり違いがあります。通常の伝票だとゴルフなどの記入欄もありますが複数口の場合はこれがなくなって、代わりに「品名を書く欄が5個」になります。
一度に複数の荷物が送れるので「サイズ」や「われもの・なまもの」のチェック欄も各荷物ごとに記入できるように5個あります。
子伝票の場合は通常と違う・・というより全く別物と思った方がいい気もします。というのも左側は全く同じなのですが、右側が「ほぼ空欄」で真ん中あたりに「品名」を書く欄があるぐらいですね。
■親伝票と子伝票の書き方は?
まずは親伝票からお話していきますね。
親伝票の場合は通常の伝票と左側は全く同じなので、通常の宅急便通り記入してもらいます。違いがあるのは右側ですね。
さっきお話した通り右側は「品名」を書く欄が最大で5個あるので、お客さんが運びたい荷物の数だけ「品名」と「われもの・なまもの」の記入とチェックをしてもらいます。あとは希望があれば日付や時間の指定も記入してもらいます。
お客さんに書いて貰う親伝票はこれぐらいで、あとは僕ら店員が各荷物ごとに「料金」を書く欄があるのでそれぞれ記入して、あとは合計も記入します。通常との違いはこれぐらいで荷物が2個の場合は親伝票のみで終わりです。
次に荷物が3~5個の場合は子伝票にも書いて貰うのですが、子伝票の場合も左側の記入は通常と同じです。考え方を変えると親伝票で書いて貰った事と同じことを子伝票にも記入してもらう事になるので、お客さんからしたらめんどくさいですね(^^;
あとは子伝票の右側なんですけど真ん中あたりにある「品名」を書いて貰います。
正直この品名の欄が結構謎なんですけど「品名」の位置を見る感じだと子伝票の1番上の品名は「5番目の荷物の品名」を書いて貰うかと思います。
1枚めくると「品名」を書く欄が少し上になるので、おそらく子伝票の上から2枚目の品名に「4番目の荷物の品名」。もう一枚めくるとまた「品名」の欄が少し上に上がるので、子伝票の上から3枚目には「3番目の荷物の品名」の記入になるかと思います。
ここちょっと謎なんでまた確認して書き直しますね。すいません( ;∀;)
複数口伝票の貼り方は?
最後に複数口伝票を荷物に貼り付ける方法です!
複数口の場合は通常の伝票より枚数が多いのが特徴です。親伝票1枚で荷物2つに貼る事ができます。簡単に言うといつも通り荷物に伝票を貼った後に、もう一度別の荷物に伝票を貼り付ける事ができるようになっているので、荷物が2つまでなら親伝票1枚で対応できて貼り付ける事ができますね!
荷物の数が増えて全部で3つになった場合は親伝票と子伝票も使います。荷物二つに親伝票貼り、余ったもう一つの荷物に子伝票で対応するってイメージですね!
もし荷物が4個だった場合は「親伝票2枚、子伝票2枚」を貼ります。
ざっくりになりますがこんなかんじです!
・親伝票
→2個分の荷物の伝票ができる。
・子伝票
→3個分の荷物の伝票ができる。
これだけ覚えて後は「荷物一つにつき伝票が1枚必要」と覚えておけばOKです(^^)/